Jazzの聴き初めに適した曲

今からJazzを聞いてみようと思う日に適した曲(Album)を、暫く紹介していきたいと思います。

いろんな本、HPで紹介されていますが、私的には、ちょっと違うような気がします。

例えば、ビル・エバンスの “ワルツ・フォー・デビー” などが良く紹介されますが、確かに綺麗でJazz Fanが聞けば素晴らしい演奏です。

でも、Jazzを聞の初めに聴いて本当に良い演奏と思うのでしょうか?

Pianoをやってた人とかは、良いと思うのかもしてませんが、そうでない人が聞くと、メリハリがなく、単調な曲に聞こえてしまいそうな気がするのです。

では、オスカー・ピーターソンの様な乗りに乗った演奏が良いかという、それも違う気がします。

今回は、上にも書いたので、ピアニストを紹介します。

在り来たりで残念ですが、”キース・ジャレット” “ケニー・ドリュー” などが聴き易いのではないでしょうか? でも、名前をよく聞くからと言って、どのalbumでも良いかというと、そんなことは有りません。

特にキース・ジャレットなどは、大変な目にあいます。

“悪いアルバムが有る” という意味では有りません。多種多様な演奏をしているからです。 スタンダードから、フリーまで! ちなみに、このフリーの演奏がたまりません。

出来れば、その良さが分かるまで聞きこんでもらいたいな!とは思うのですが、それはずっと先の話かなと思います。

ここで紹介するのは、その “キース・ジャレット” にします。

フリーは論外ですが、良いと言われるスタンダードの演奏も、聞き初めには退屈ではないかと思います。

また、よく紹介される、”ケルン・コンサート” の様なソロ・ピアノも初めに聴いてしまうと、Jazzから離れていってしまうような気がします。

そこで考えたのが、"マイ・ソング"です。

ちょっとフリーっぽい演奏も含まれますが、始めの頃にその曲を無理して聞く必要はありません。迷わず飛ばして聞いていいと思います。

特にタイトルナンバーの"My Song" それと"Country" とても清々しい、気持ちのいい演奏です。

ヤン・ガルバレクのサックスの音色も、普通の人がJazzから連想される重苦しさがありません。

Jazzってこんなに聴きやすいんだ!! と思って頂けるのではないでしょうか?

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