Jazz 入門アブバム5

久々のブログです。

jazz入門アルバムと書いていますが、どんなアルバムが入門に適しているか分からなくなってきました。

と言うより年を取ってくると、大好きだったはずのFree-Jazzを楽しく聞けなくなって来たり、以前物足りなかったアルバムが妙に新鮮だったり。

聞き続けるとマニアックになっていくのかな?なんて自分で考えていたのですが、そうでもないみたいです。

人間が丸くなった?はずも無いのですが、聞く体力が無くなってきたのかもしれません。

コロナ禍で日々の生活が鬱陶しく感じられる中、せめて気持ちのいいJazzを聞きたいものです。

そこで、紹介したいアルバムが ”Keiko Lee” ”Beautiful Love”です。

  • Beautiful Love,
  • A Time For Love, My Romance,
  • The Summer Knows,
  • You’ve changed,
  • The Shadow of Your Smile,
  • Don’t Let Me Be Lonely Tonight,
  • The Ed Of A Love Afair,
  • I’ll Be Around,
  • Go Away Little Boy,
  • Love Is All There Is,
  • If It’s Magic,

一曲目のタイトルナンバーで、ノックアウトです。

バックのフリューゲル・ホーンの音がたまりません。

始めに書かせていただいたように、以前はあまり聞かなかった   “Art Farmer” です。

こんなに味のあるミュージシャンだったんですね!

改めて彼のアルバムを聞き直しているところです。手元に20枚ほどのアルバムがありました。

勿論 Keiko Lee は良いんですよ!

体に、心に、しみわたります。

コロナなんかに負けていられません❣

JAZZ入門アルバム4

日本列島そろそろ梅雨の時期です。

Jazzのイメージは、ジメジメした感じではないでしょうか?

そのイメージはぬぐい切れないかもしれませんが、色々すっきりした曲もあります。

今回は、世良譲の “Swing On Birdland” です。

  1. LINGER A WHILE
  2. THE THIRD MAN THEME
  3. MISTY
  4. ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET
  5. BUT NOT FOR ME
  6. RACK-A-BYE YOUR BABY WITH A DIXIE MELODY
  7. THE SHADOW OF YOUR SMILE
  8. YOU ARE MY SUNSHINE
  9. I WILL WAIT FOR YOU
  10. STARDUST
  11. LULLABYE OF BIRDLAND
  12. THAT’S A PLENTY
  13. THAT’S ALL

この頃の、中本マリのボーカルの気持ちよさは何とも言えません。

勿論他のミュージシャンも、素晴らしく、みんな日本人だというのが誇らしくついついニコニコしながら聞き入ってしまいます。

JAZZ入門アルバム3

Piano、Saxと紹介してきました。

今回は、ちょっと挑戦です!元気の良いアルバムを!!

日本のドラマーのアルバムです。

“ジョージ川口” の “Super George & Super Band“ です。

一言で言って、元気の出るアルバムです。

スティービー・ワンダー、アース・ウインド&ファイアーなどのナンバーや、ソウル、ディスコのナンバーなどをアレンジした演奏を繰り広げています。

決して物まねではなく、でも片意地張って崩してしまった演奏でもなく、気持ちよく聞くことが出来ると思います。

当時の若手たちが、大御所ジョージ川口の下で自由に演奏させてもらっているように思えます。

全曲素晴らしいのですが “Feel So Good” のフリューゲルホーンの演奏は、原曲であるチャック・マンジョーネの物より、気持ちの良い演奏に思えます。

つい最近のアルバムの様に思っていたのですが、40年近く前のアルバムになります。機会が有ればぜひ聞いてみてください。

JAZZ入門アルバム2

前回は、キースジャレットの”マイ・ソング” を紹介しました。

今回は、サックスのアルバムを❗

しっかりしたJAZZらしいアルバムですが、シットリ包み込むような演奏なので、無理無く聴くことができると思います。

聞くと言うよりバックグラウンドとして流しておく聴きかたも良いかもしれません。

そのアルバムは、ジェリー・マリガンの”ナイト・ライツ“です。

ゆったりと時間が流れます。

優しさに包まれてお聞きください?

Jazzの聴き初めに適した曲

今からJazzを聞いてみようと思う日に適した曲(Album)を、暫く紹介していきたいと思います。

いろんな本、HPで紹介されていますが、私的には、ちょっと違うような気がします。

例えば、ビル・エバンスの “ワルツ・フォー・デビー” などが良く紹介されますが、確かに綺麗でJazz Fanが聞けば素晴らしい演奏です。

でも、Jazzを聞の初めに聴いて本当に良い演奏と思うのでしょうか?

Pianoをやってた人とかは、良いと思うのかもしてませんが、そうでない人が聞くと、メリハリがなく、単調な曲に聞こえてしまいそうな気がするのです。

では、オスカー・ピーターソンの様な乗りに乗った演奏が良いかという、それも違う気がします。

今回は、上にも書いたので、ピアニストを紹介します。

在り来たりで残念ですが、”キース・ジャレット” “ケニー・ドリュー” などが聴き易いのではないでしょうか? でも、名前をよく聞くからと言って、どのalbumでも良いかというと、そんなことは有りません。

特にキース・ジャレットなどは、大変な目にあいます。

“悪いアルバムが有る” という意味では有りません。多種多様な演奏をしているからです。 スタンダードから、フリーまで! ちなみに、このフリーの演奏がたまりません。

出来れば、その良さが分かるまで聞きこんでもらいたいな!とは思うのですが、それはずっと先の話かなと思います。

ここで紹介するのは、その “キース・ジャレット” にします。

フリーは論外ですが、良いと言われるスタンダードの演奏も、聞き初めには退屈ではないかと思います。

また、よく紹介される、”ケルン・コンサート” の様なソロ・ピアノも初めに聴いてしまうと、Jazzから離れていってしまうような気がします。

そこで考えたのが、"マイ・ソング"です。

ちょっとフリーっぽい演奏も含まれますが、始めの頃にその曲を無理して聞く必要はありません。迷わず飛ばして聞いていいと思います。

特にタイトルナンバーの"My Song" それと"Country" とても清々しい、気持ちのいい演奏です。

ヤン・ガルバレクのサックスの音色も、普通の人がJazzから連想される重苦しさがありません。

Jazzってこんなに聴きやすいんだ!! と思って頂けるのではないでしょうか?

FE-103

どんなスピーカーを作ろう?

狭いアパートで音楽を聴こうと思うと、どうしても小さいスピーカーで無いと置けません。

候補に上ったのが、FE-103 のバスレフ型スピーカー!ほとんどの人が一度は通る長岡鉄男さんの図面を見て製作することにしました。

木工は下手でしたが、出来上がったこのスピーカーの音が素晴らしく、かなり長い間愛用していました。

あれから40年以上経ったのですが、いまだに時々スピーカーを作ります。

ブログの上の方に写っているのが、今現在使っているスピーカーたちです。

既製品のスピーカーも有りますが、自作のスピーカーがたくさんあります。

その中には、いまだにEF-103も有ります。他に JBL「LE-8T」、DIATONE「P-610」などの名器と言われたものも有ります。

他にもJBLのユニットで組んだ3wayスピーカー、8cmのユニットで作ったバックロードホーンなど・・・・。

どれも個性的で、聞き比べて楽しんでいます。

スピーカー自作

高校を卒業し、大阪の大学へ!!

その時点で、持っているレコードは50枚程度だったと思います。

初めの頃は、叔母の家から大学通っていました。そこに有ったステレオで細々と聞いていました。

半年ほどして、学校の近くにアパートを借りて一人暮らし・・・・。

さて、ステレオを入手しないといけません。

アルバイトをしながら、少しづつお金を残す!といったつつましい生活の始まりです。

いよいよ十数万円持って、ステレオを買いに”電気のまち日本橋”へ!!

とりあえず、その日の目標は、”アンプ、カセットデッキ、プレーヤー” 最終的には、お金が足りず、プレーヤーと、アンプを購入しました。

アンプは “VictorのJA-S8” 、プレーヤーは  “VictorのJL-B31” でした。

少し考えればわかる事ですが、スピーカーが有りません。そこまでお金が有りません。

必要に迫られ、この頃からスピーカーの自作を始めることになります。

Chick Corea

高校時代いろんな音楽を聴きました。Jazzを聞き、Folkを聞き・・・・!

勉強そっちのけで、音楽ばかり熱中していました。

高校2年の文化祭では、同じようにJazzを聞く友達と、Jazz Record コンサートを勝手に開きました。

美術室に、ステレオ、Recordを持ち込み、鳴らしました。

無届けだったので、先生が飛び込んできて ”うるさくて、外での行事が出来ない!” との事でした。外を見ると中庭で、みんなで歌っていたみたいです。

スピーカーの音量を少し下げ天井に向け、鳴らしていました。

勿論誰も入ってきません。しばらくして、一人女の子が、多分間違えて入ってきました。

出るに出れなかったのか、しばらく中に入って聞いて帰りました。

そんな楽しい高校生活を送っていたある日、その当時聞いていた深夜番組で、Chick Coreaの新しいアルバムが紹介されました。

聞いてびっくり!! まるでRockです。それでもグルーブ感は有る! 不思議なアルバムでした。 今聞いてみると、さほど優れたアルバムでは有りませんが・・・。

次の日、学校に行くとJazzを聞く同級生が、校門の外で待っていました。

“昨日の聴いた?びっくりだね!” と言って話が盛り上がりました。

そのアルバムは ”第7銀河の賛歌 (Hymn Of The Seventh Galaxy)” でした。

ウェスとジミーの新しい冒険

大好きなアルバム “ウェス・モンゴメリーとジミー・スミスの新しい冒険”

高校時代から、今まで45年間思い出したように聞き続けているアルバムです。

前にも書いたのですが、こんなブルージーなアルバムに聞き入っている高校生なんて、絶対友達になりたくないタイプです!!

特に3曲目の “OGD” たまりません。

この曲は、後の “ロードソング” というタイトルのアルバムのタイトルナンバーです。

私にとっては、このアルバムの演奏の方が、数段上ですが・・・。

1. King Of The Road
2. Maybe September
3. OGD (Road Song)
4. Call Me
5. Milestones
6. Mellow Mood

CDになって、”‘Round Midnight” が追加されました。
これは蛇足です。”Record” の状態がベストです。最後に追加された一曲
‘Round Midnight” は、演奏が悪いわけではないのですが、毛色が違います。
どちらかというと “ダイナミック・デュオ” に入れるべき曲です。

全身の疲れが抜けてしまいそうな演奏です。

カセット・テープ

今回は、カセット・テープの紹介です。

紹介です。というと宣伝みたいですが、そうでは有りません。

昭和50年前後というのは、カセット・テープの性能が飛躍的に良くなった時代です。その当時のカセット事情の紹介です。

最近は、❝カセット・テープの性能が・・・・。❞ なんて話はあまり聞きません。もちろん種類の話なんて皆無です。

最近の事は良く分からないのですが、当時は、大まかにノーマルテープ、ハイポジション、クロームテープなどテープが有りました。

各テープが、いろんなメーカーから販売されていました。その種類たるや凄いものです。

いろんなテープを使い、音の良し悪しを自分で判断しながら用途用途で使っていました。

価格も、一本1000円を超すものも普通に在りました。

ノーマルテープは、ノイズも多く録音音域も狭く会話の録音レベルでした。

普段は、ハイポジションを使い音楽録音をしていました。

たまに気にいった音楽などは、奮発してクロムテープを使っていました。

当時よく使ったのが、SonyのHFというテープでした。

後になって、ナショナル今のPanasonicから、フェリクロームテープというのが発売され、使ってみて感動したのを覚えています。ただ1500円程しました。

勿論まだCDなんてものは無く、レンタルレコードなんてものも無い時代に、1500円もするカセットテープを使って録音するなんて、今となっては考えられない事ですが、知恵を絞ると良い音で録音出来たりして毎日が楽しかったように思います。

今では、録音も簡単、それどころかCDのコピーすら簡単です。ある意味、楽しみに関しては貧乏な時代です