ステレオセット

聞き始めた頃、もちろん我が家にステレオセットなんてものは有りません。

最近の若い人が見たら、びっくりするようなプラスチックで出来たレコードプレーヤーでした。

昔のラッパが付いたようなものだと、それはそれでカッコいいのですが、肌色のプラスチックで出来た安っぽい物でした。

それでも音楽が聞けたので、不服は有りませんでした。

高校2年の誕生日、姉が楽器店に連れて行ってくれました。

そこでなんと、ステレオを買ってくれるというのです。

その時の嬉しさは、今もはっきり覚えています。

型番は忘れましたが、Victor製の、今はあまり聞かなくなった、4チャンネルのステレオセットでした。

持って帰って、セットしてレコードをかけて音の良さに感動しました。

只この時点で、フォークソングのレコードしか持っていませんでした。

Jazzのレコードを買おう!!と思い立ったわけです。

 

Jazzとの出会い

高校一年の時に、姉の当時の彼氏(今の旦那さん)の家に行ったときに、Recordが有りました。

その中から、何枚も借りて帰りました。

その事で、それから先の音楽感が変わってしまいました。

その時に借りたアルバムで、はまってしまいました。

“ジ・インクラウド”と“ジミー・スミスとウェス・モンゴメリーの新しい冒険”です。

新しい冒険の中の“OGD”に特にはまってしまいました。

今考えると、“OGD”に、はまっている高校生なんて“生意気”で仲良くなりたく有りません。

普通、すぐに好きになった音楽は飽きるものですが、40年以上経った今でも大好きです。多分一生聴き続けると思います。

 

フォークソング

高校の頃は、フォークギターを、寝ても覚めても弾いていました❗

でも勿論始めからギターが有ったわけではありません。家にあったクラシックギターを弾いていました。

高校一年の誕生日に、姉が、なにも言わず楽器店に連れていってくれて、”どれが欲しい?” といって買ってくれました。

嬉しくて一生懸命練習しました❗

その頃、本格的にJazzに出会います。
そこから、音楽感が変わってしまいます。

Jazzを聞き始めて

Jazzを聞き始めたのは、高校1年(昭和45年)頃、その頃は、Folksong真っ盛り、誰もがギターを弾きいつも歌う!!

勿論、私もギターを弾きながら、そして抱えたまま眠り、目が覚めると又弾き!といった生活をしていました。

そして、たまにJazzを聞くといった程度です。

高校3年になる頃には、一緒にJazzの話をする友達も出来ましたが、それまでは学校では普通に、”ギター小僧” を演じていました。

どんな感じだったかは、音楽遍歴も加えながら、少しずつ書かせて頂きます。