今回は、カセット・テープの紹介です。
紹介です。というと宣伝みたいですが、そうでは有りません。
昭和50年前後というのは、カセット・テープの性能が飛躍的に良くなった時代です。その当時のカセット事情の紹介です。
最近は、❝カセット・テープの性能が・・・・。❞ なんて話はあまり聞きません。もちろん種類の話なんて皆無です。
最近の事は良く分からないのですが、当時は、大まかにノーマルテープ、ハイポジション、クロームテープなどテープが有りました。
各テープが、いろんなメーカーから販売されていました。その種類たるや凄いものです。
いろんなテープを使い、音の良し悪しを自分で判断しながら用途用途で使っていました。
価格も、一本1000円を超すものも普通に在りました。
ノーマルテープは、ノイズも多く録音音域も狭く会話の録音レベルでした。
普段は、ハイポジションを使い音楽録音をしていました。
たまに気にいった音楽などは、奮発してクロムテープを使っていました。
当時よく使ったのが、SonyのHFというテープでした。
後になって、ナショナル今のPanasonicから、フェリクロームテープというのが発売され、使ってみて感動したのを覚えています。ただ1500円程しました。
勿論まだCDなんてものは無く、レンタルレコードなんてものも無い時代に、1500円もするカセットテープを使って録音するなんて、今となっては考えられない事ですが、知恵を絞ると良い音で録音出来たりして毎日が楽しかったように思います。
今では、録音も簡単、それどころかCDのコピーすら簡単です。ある意味、楽しみに関しては貧乏な時代です